読書記録①伊坂幸太郎『死神の精度』

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2022年はもっと読書を楽しむぞ!そして読んだ本を記録するぞ!!

これが今年の抱負の一つ。アラフィフにもなってくると、「あれ?これ読んだっけ?」「この小説、面白かった記憶はあるけど内容が思い出せない」なんて事もあったりするんです。

みずたま
みずたま

いや、歳のせいじゃなく、記憶力の問題かもやねんけれども…

せっかく読んだのに内容忘れるとか、なんだかもったいない…。そこでこれからは、読んだら書く!読書記録をこのブログに残すことにしました。

今年最初に読み終えたのは

伊坂幸太郎さんの『死神の精度』

早速、この小説の感想を書いていきます。

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『死神の精度』ってどんな本?

『死神の精度』ってどんな本か?それを超簡単にざっくりと言い表すなら、ポイントは2つ。

・死神の「千葉さん」が担当する調査対象者との物語
・6つのストーリーからなる短編集
みずたま
みずたま

ざっくりはざっくりでもざっくりにも程がある…かな

そうなんです、この本の主役は人間ではなく死神!!
そしてこの物語は、長編ではなく短編集です。ちなみに、シリーズ作となる『死神の浮力』という小説もあるのですが、こちらは長編小説となっています。
死神に取り憑かれた人間は死ぬ…というイメージがありますが、この物語の世界での「死神」の立ち位置はちょっと違います。
死神は上層部(?)から指示を受けて、対象者を1週間調査します。そして調査の結果、死神が「可」と判断すれば対象者は8日目に「死」が実行され、「見送り」となれば「死」は実行されません。
ただ、調査結果のほとんどは「可」となるそうなんです。
これはもう初期段階で明記されているので、この小説は「可になるのか、見送りになるのか?」をドキドキハラハラするよりも、死神と対象者との調査期間中の交わりを知る…という感じ。
そしてこの小説の何よりの魅力は、死神の「千葉さん」
死神なんだけど、見た目は人間。対象者を調査しやすいような年恰好に設定された、人間の姿をしています。
なので、ストーリーごとに千葉さんは年齢も見た目も違います。でも当然、キャラクターは一貫しています。
みずたま
みずたま

なぜかイケメン眼鏡男子のイメージになってるねんけど…みずたまだけ!?

そんな千葉さん、不思議な魅力を持つ方なんです。
本人はしごく真面目なんだけど、普通の人間からしたらどこかズレてる。ストーリーももちろん素晴らしいのですが、何よりも千葉さんのキャラクターにハマってしまう!!
みずたま
みずたま

ネタバレせずに本を紹介するのって難易度高っ!(汗)

 

『死神の精度』のあらすじは?

「どんな話なのかイマイチよくわからん…」と思った方も少なくはないはずなので、背表紙に記載されている紹介文をご紹介しておきます!
①CDショップに入りびたり②苗字が町や市の名前であり③受け答えが微妙にずれていて④素手で他人に触ろうとしない────
そんな人物が身近に現れたら、死神かも知れません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。
(『死神の精度』背表紙より引用)
死神の特徴が4つ書かれていますが、これは千葉さんだけでなく、死神の皆さんに共通しているようです。
そうなんですよ、死神って1人じゃないんですって!!
死神の特徴自体もユニークですけど、死神があちこちにいるという世界観もめちゃくちゃユニークですよね。他の死神さんの話も知りたくなっちゃいます。

感想まとめ

死神・千葉さんが調査する事になった対象者達との1週間が描かれた6つのストーリー。死神ルールに驚いたり感心したり、対象者の人生に切なくなったり晴れやかさも感じたり…。

読了して思ったのは、単純に「あぁ~良い本やった!」。

短編集だから一つ一つの話は独立しているんだけど、この1冊の中にはたくさんの時間が流れていて、人間の生死に対する感慨など持ち合わせていないかのような死神にも、人間との交わりの中で思い出ができている…。

「人生」や「繋がり」というものを、深く感じられた小説でした。
できれば、調査中以外の千葉さんの日常なんかも小説にしてほしい!
死神は調査していない時、どんな姿形で、どこで何をしてるのか?死神に恋心はあるのか?人間と恋に堕ちた死神はいないのか?…などなど。気になることがいっぱい。
死神シリーズ、是非ともまだまだ書いて欲しい!そんなふうに思うほど、『死神の精度』は面白かったです。
みずたま
みずたま

長編小説『死神の浮力』も、めっちゃ良かったでー!

みずたま
みずたま

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コメント

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